今日はこんな記事が。
共働き夫婦が帰宅時、夜8時半に合流した最寄り駅でのこと。
「何食べたい?」と夫に聞いたところ、「簡単なものでいいよ」と考えた後で「とんかつがいい!」と言われたとか。
とんかつが簡単だと思われていてショック。
…というお話です。
まあ、元が小町ネタなのでどうでもいいんですが。
便乗してちょっと書いてみます。
残業後のとんかつは、たぶん簡単じゃない。
まず、残業で帰ってきた夜8時半からのとんかつは、おそらく「簡単」じゃないです。そういう立場に立ったことがないので想像ですが、ただただ面倒くさいだけでしょう。っていうか料理そのものをしたくないでしょう。
共働きの皆さん、毎晩お疲れさまです。
「料理が簡単かどうか」を決める4つの要素。
では、どんな料理が「簡単」なのか。
考えてみました。
一口に「簡単」と言っても、その意味には4つの側面がありそうです。
- 簡単に思いつく。
- 調理ステップ、作業工程数が少ない。
- 技術やコツを必要としない。失敗しにくい。
- 後片付けも含めて簡単。
では、このそれぞれについて、とんかつが「簡単」かどうか考えてみます。
とんかつは「簡単に思いつく」?
料理する身にとって、「何を作るか」は、毎日毎日思い悩む難題の1つです。
ですから、「簡単に思いつく」料理なら「手軽な料理」、すなわち「簡単な料理」の一種と言えるのではないでしょうか。
ではとんかつは?
あてはまります。とんかつは、カレー、スパゲティ、ハンバーグなどと並ぶ、子どもでも簡単に思いつくメニューですから。
とんかつは「調理ステップ、作業工程数が少ない」?
これは私の考えですが、工程数は少ないです。
切り身の肉を叩いて形を整えて、塩こしょうをして粉→卵→パン粉をつけて揚げるだけ。
揚げる枚数も、大人なら基本1人1枚ぐらいですよね。贅沢するとしても、プラス0.5枚ぐらい? とにかく、揚げる枚数が少ない。
この点については、上記の記事で「揚げるだけだよ?」と言った夫さんの肩を持ちたい。
もちろん、キャベツを千切りにする手間を考慮しなければ、です。
とんかつは「技術やコツを必要としない、失敗しにくい」?
私は、これもあてはまると思います。
油の温度に気をつけるだけ。焦がさず、火事にしなければ揚げられるはず。
切ってみて中がまだ赤ければ、電子レンジにかけちゃえばいい。
「絶妙の火の通し加減」みたいなものを求めるならともかく、「食べられるか食べられないか」レベルなら、失敗しにくい料理だと思います。
とんかつは「後片付けも含めて簡単」?
これは……油は確かにはねますよね……
綺麗好きな方なら、油汚れはなんとかしなければ耐えられないのでしょう。
私は……ごにょごにょ……ウチの台所、結構汚れてます……
まあ、トマトソース煮込み中に噴火して周囲に飛び散ったり、鶏もも肉の照り焼きで回りが油だらけになったり、サンマを焼いてグリルが油だらけになったり…というような場合と、それほど大きな差はないような気もします。
もちろん、切って炒めるだけの料理や焼くだけの料理と比べれば、後片付けも面倒ではあるでしょう。
私の結論:とんかつは簡単。
仕事でくたびれた遅い時間に揚げようとは思いませんが、普通の夕食の料理としては、私にとってとんかつは「簡単」。
とんかつ用ロース切り身が1枚100円以下で売っていたら迷わず買って、その日か翌日の夕食はとんかつにします。
しかも、多めに揚げて、翌日の弁当のおかずと夕食のおかずにも回します。カツを揚げた次の日の夜はカツ丼と決まってますから。
最近はチキンカツばかりになっています。
どちらの記事でも、簡単簡単と連呼してますね…。
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この日は煮魚。酒と調味料類を煮立てて入れるだけなので、これも簡単です。