子どもの語彙を増やすにはどうすれば? ということで、私がやっていたことを以前に書きました。
書いたあとでもう2つ思い出したので追加です。
漢字検定。
長男が、本当に小さい頃から漢字大好きだったんです。
そこで漢字検定です。
私は、日本漢字能力検定協会発行の『漢字学習ステップ』というシリーズを1冊買って、試験日まで逆算して余裕をみつつ1日何ページ、というようにやらせていました。
今は版が変わっているようです。
当時使っていた『漢字学習ステップ』には、それぞれの漢字について、書き順や部首、その漢字を使った熟語がいくつも載っていました。それらを憶えて、意味の分からない言葉は辞書で調べる。あとは熟語を何回も書いて覚える。そんなやり方で進めさせました。
やはり「検定試験に合格」というのは、手近な目標としてとてもいいのではないでしょうか。勉強に取り組みやすくなると思います。
英検も同様です。ただし、数学検定はちょっと易しすぎるような気がしました。
というわけで、漢字大好き長男は9級から始めて順々に、年に何回も受け続け、何級とは言いませんが小学校卒業までにすごく上の級まで取って終了。
長女も上の子を真似て同様に受け、3級まで取って終了。
末っ子は、どうしたわけか小学校6年相当の5級で終了。
やはり、一番上の子が「道をつけてくれる」のは大きいです。
クロスワードパズル。
ウチで取っている新聞には、毎週のようにクロスワードパズルが載っています。私が結構好きなのでよくやっていたのですが、いつからか子供らがやるようになりました。
それが不思議なもので、最初のうちは全然できないのに、いつのまにかどんどんできるようになってきます。
何故なのか、理由はわかりません。でもこれも、言葉に対する興味をもつことに役立ったのではないでしょうか。漢字ナンクロなども同様です。
先日は、高校生になった末っ子が、本当に久しぶりに新聞のクロスワードパズルを眺めていました。でも、何も書いていません。どうしたのかと聞いてみると、「もう全部わかったからいい」とか。一体何なんでしょうね?
数独も、最高難度のものを黙々と解いていました。