(虫関係が苦手な方はスルーでお願いします……)
ウチには、狭いですが庭があります。
手入れをしていないので草ぼうぼう、それ以外にもよくわからないものがいろいろ生えています。
その「よくわからないもの」の1つが、「謎の柑橘系の木」。
花もまだ咲いていないし実も付かないので、何の木だかわかりません(たぶんユズじゃないかと思いますが、となると実がつくのは20年後でしょうか)。
なぜそんな木が?
埋めた生ゴミの中の種から生えてきたんですよ。
長さ5cmにもなる鋭いトゲがあるので、枝を切るだけで本当にやっかいなんですが、完全に切っちゃうことはしていません。
それはなぜか?
アゲハの幼虫がつくからです。
アゲハのために残しておいてもいいじゃん? という、やさしーい気持ちからです。
そんな謎の木、今年も新芽が出て葉が茂ってきましたが、そんな中にさっそく見つけました。アゲハの幼虫。
もう結構大きくなってます。
この、白黒のときに「表面がざらざら、つや消し状」に見えるのが普通のアゲハ。
今回のようにつやつや、ちょっとぬるっとした外見のヤツがクロアゲハのようです。
解説されているサイトがありました。詳しい!
この幼虫を見つけたのが昨日のこと。
それが、今日見たら。
同じ場所で、脱皮して緑色の終齢幼虫になっていました!
脱ぎ捨てた皮が下にくっついています。
順調に葉っぱをむしゃむしゃ食べて蛹になって、立派なクロアゲハになってくれるといいなあ。
つんつんいじめたときに出すツノ(臭角という)は、普通のアゲハは黄色、クロアゲハは紅色です。
こういう「イモムシ」、嫌いな人は多いのだろうと思いますが、チョウが嫌いな人はいないはず。幼虫も、温かく見守ってほしいなあと思います。
急に見つけると、私もびっくりしますけどね。