詳しくはよく知らないんですけどね。
昨日たまたま、テレビの「ガイアの夜明け」の後半だけを見ました。
紹介されていたのは、ランサーズの「pook」のテスト的な運用の様子。
ランサーズが6月から本格的に始めるpook:
「ランサーズが運営するpook(プック)は、プライベートレッスンから家事代行まで、依頼するユーザーとスキルを持ったランサーをつなげることで、安心・手軽に“日常の困った”を解決するスキルシェアリングサービスです。」
(pookオフィシャルサイトより)
エニタイムズは、同じように「チケット」を介してスキルをやりとり(売買?)できるしくみのようです。
市場価値を探す練習になる。
こういうサービスや「場」は、「自分の何が売れるか」を考え、探す練習になります。メルカリでも同じですが、「こんなものが?」というものに値段がついて売れていく。メルカリの場合はモノ、pookやエニタイムズの場合はスキル(あるいは時間)ということになるのでしょう。
自分の価値に値段を付ける練習になる。
市場価値、つまり「売れるモノ」がみつかったら、それに値段を付ける練習になります。
これは、実際にやってみないとわからない感覚です。一体いくらなら売れるのか? 安すぎないのか、高すぎないのか。給料をもらっているだけではできない経験です。
でも、時間の切り売りだけでいいのか?
でも少し心配な点もあります。
こういったサービスで売りに出すことができるのは、あくまで自分が現在持っているスキルや時間です。それを切り売りして小金(こがね)を得ることになるわけです。
そこに将来への蓄積はあるんでしょうか?
スキルを上げていくことはできるのでしょうか?
将来への戦略はあるんでしょうか?
お金が手にはいるという魅力は、かなり強力です。
将来のことを考えず、目先の金を稼ぐことに走りがちになってしまうんです。
今時間を切り売りして収入を得ることを我慢し、その時間を、将来への蓄積、スキルアップに割き、将来の収入を増やすことにつなげられるかどうか。
目先の時給1000円や2000円分を捨てて、将来の時給5000円を目指すことができるかどうか。
マシュマロテストを思い出しました。
若者よりもリタイア世代向きかも?
なので、これから将来に向かってスキルアップをしていくべき若い世代が、「時間の切り売り」、「目先の収入」に走りすぎてしまうことがなければいいなと思います。
むしろ、こういうサービスはリタイア世代に向いているのでは?と思いました。
時間はあり余ってますし、相互の助け合いにもなりますしね。
Photo by 写真素材 足成