フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

藤井聡太四段が遊んでいたことで有名になった積み木「キュボロ」、ウチにあります笑。

 

テレビで紹介されたのか、話題になっているようですね、「キュボロ」。

立方体の積み木にビー玉がころがる溝やトンネルがいろいろなパターンで切ってあり、その積み木を組み合わせて、ビー玉が転がる通路を作って遊ぶというものです。

 

過去の画像のストックを探したら、ありました。

これは2007年の画像です。なので、今高校生の末っ子が7歳だったはず。

 

左上てっぺんからビー玉を落とすと、くるくると溝を通り穴を通り、最後に右下でくるっと360度回って、手前に向いている穴からコロッと出てきます。

キュボロ。


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しかしこのキュボロ、数回遊んだぐらいで、しまいこまれちゃいましたね……。

年齢の影響が大きかったのだと思います。

購入したとき末っ子はもう7歳になっていました。娘はすでに10歳。こういうおもちゃに熱中するには、大きくなりすぎていました。もっと早い時期に買っていたら、もっと熱中したかもしれません。

 

ウチで出番が結構多かったのは、それよりもずっと前に買った「カプラ」です。決まったサイズの木の板が大量にある、ただそれだけの積み木です。

 

カプラで作った作品。

これは、収納箱の表面に印刷されている写真と同じものを作ってみたもの。

こういうものを、姉弟でよく作っていました。

(右奥に写っているのが収納箱です。誰かが上に座ったのか、つぶれてますね)

 

カプラを買ったのは子供らがもう少し小さかったころですから、熱中して遊ぶ時間が十分にあったんでしょう。

 

おもちゃを買うときに必要な心構え?

 

おもちゃ(特に高価なもの)を買うときには、いくつかの「覚悟」がいるように思います。

 

モトを取ろうと思わない。

 

子供は、短期間に興味が大きく変わるし個人差もあるので、何が本人の興味に「ヒット」するかが、とても難しい。

「買ったんだからしっかり遊んでほしい」と思いたいのはやまやまですが、「モトをとってほしい」という欲を出すと、かなりの確率で裏切られます。というか、絶対裏切られます。モトを取るなんていう考え方自体がナンセンスです。下心を出してはいけません。

歩留まりなんて考えていたら、おもちゃだって絵本だって買えないんです。

 

最初から「すぐに飽きる」と思っておく。

 

「モトを取ろうと思わない」に似ていますが、ちょっと違います。

子供の興味は、成長とともにすごい勢いで変わって行きます。大人にとっては、半年も1年も2年も大して変わらない、似たような期間に思えてしまいますが、敵は親の何倍ものスピードで成長し、変化します。時間の流れが全く違うんです。ですから、「飽きた」ように見えても「卒業した」だけかもしれません。

「短期間であっても、集中して遊んでくれたら儲けもの」。そんな風に大らかに構えられないようなら、高価なおもちゃを買うべきではありません。

 

…… 

 

ところで冒頭の「キュボロ」ですが、話題になったおかげで人気沸騰、品薄になっているとか。みなさん、藤井四段にあやかりたいんでしょうか。

 

では、キュボロを買ってもらった(けど遊ばなかった)ウチの子はどうなったか?

 

末っ子も含めて、ウチの子は3人ともみんなすごいです。何がどうすごいのかはあえて言いませんが、でもすごいんです。ダメなところは全然ダメでもありますが、すごいところはすごい。知り合いが誰も読まないはずのこんなネットの片隅なので、誰はばかることなくすごいすごいと連呼して、今日の記事は終わりにします。 

 

いま現在、棚の隅に追いやられているキュボロ。積もったホコリが年月を物語っています。(上に乗っていた別の箱をどけて撮影したので、いちばん上の面はきれい)

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