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フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、なりゆきで兼業主夫になって20年以上。生活や子育てその他つらつら考えたことを。

PTAも自治会も、会長のなり手がいないけれど……心配になりませんか?

 

千葉県松戸市/我孫子市の児童殺害事件。

いろいろな方面で大きな問題になっています。

容疑者(まだ「犯人」ではありません)は逮捕されましたが、PTA・保護者会、学校、地域など、及ぼしている影響はとても大きなものでしょう。

 

この容疑者はどうして保護者会長になったのか。

 

私が気になったのは、ここです。

 

今回の事件の容疑者の場合、どうだったのかはわかりませんが、一般論として。 

 

私の経験では、仮に「あの人はちょっとまずいでしょ」という人がPTA会長に立候補しようとした場合、周囲が全力で回避しようとします。実際にそういう例を近隣の小学校で聞いたこともあります。このあたり、お母さん方の情報のネットワークは本当にすごい。

 

※ところで、もちろん、「立候補する人」=「変な人」ではありません。例えば「誰もいないなら仕方ない、やってもいいですよ」と言ってくれる人は、本当に貴重な人材です。そういう方々に活躍してもらえるよう、周囲も協力してほしいものです。

 

でも、事前に情報が全くなかったら?

あるいは、どうしても他になり手を見つけられなかったら?

 

その人をPTA会長や保護者会長に据えて、なんとかやっていくしかないということになってしまいます。

 

「なり手がいない」=「誰でもなれる」。

 

極論すれば、「なり手がいないなら、立候補すれば誰でもなれる」んです。

PTA会長でも保護者会長でも、あるいは自治会長でも。

 

どれも、なり手がいなくて困ることが多い肩書です。

でも、就任した経緯にかかわらず、いったん就任してしまえばかなりの権限を持つことになります。

 

もっと極端なことを言えば、議員や自治体の首長だって同じです。

なり手がいないから無投票当選。

対立候補がいないから、事実上の信任投票。

そんな例はいくらでもありそう。

 

そうして就任した人たちには、それぞれの役職の権限が与えられるわけです。

そんなことが続いて、あるいは今後増えていって、大丈夫なんでしょうか?

 

民主主義のバグ。

 

ブレグジットやトランプ候補の当選を「民主主義のバグ」と呼んだ人がいました。

それとは少し異なりますが、身の回りのこんなことも、民主主義のほつれと言えるのではないでしょうか。

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