フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

娘のオーストラリアみやげ、ベジマイト。酵母エキスそのものの味です。

 

この春休み、娘がオーストラリアに旅行に行ってきました。

航空券も宿泊先も現地ツアーも全部自分で手配した、しかも1人旅。

無人島でも生き延びらるんじゃないかと思っている娘ですが、今回も自力でよくやったものだと思います。

 

そんな娘のお土産、ベジマイト

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英国文化圏のソウルフード(?)であるマーマイト(イギリス・ニュージーランド)・ベジマイト(オーストラリア)。私は初体験です。(でもカルディなどでも普通に売っているらしい)

 

中身は、濃い焦げ茶色の,粘度の高いペーストです。

トーストに塗るにしても、ちょっと塗りにくいですね。

 

食べてみた感じは、「酵母エキス」そのものの味です。

それに,すごくしょっぱい。

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「SODIUM 3300mg」(100gあたり)ということは……

(高校化学の初歩的計算)

ナトリウムの原子量が23だから3300mg=約143mM。

塩化ナトリウムはNaClなので、ナトリウムと塩化ナトリウムのモル数は同じであり、ナトリウムが143mMなら塩化ナトリウムも143mM。

塩化ナトリウム換算の含量は、143×58.4=約8400mg。

100g当たり塩化ナトリウム換算で8.4g含まれていることになります。

つまり塩分8.4%!しょっぱいのも当然です。

 

ネット上ではいろいろな感想やさんざんな評価のあるマーマイト・ベジマイト

でも酵母エキスって、実はいろいろな加工食品に調味料として使われているんですよ。

興味のある方は、加工食品の原材料表示を探してみてください。

 

発酵調味料(味噌、醬油、かつお節、ナンプラーニョクマム、トウチなど)のない西洋人には「うま味」という概念がないのかと思っていましたが、英国系の人たちにとっては、これがなじみのある「うま味」なのでしょう。

今回はじめて食べて、なるほどなあと思いました。

 

ところで、使い方によっては日本人でもおいしく食べられるそうですよ。

portal.nifty.com

では私も試してみたら……と試す前に,食べかけの瓶を娘が下宿に持って帰っちゃいました。うーん改めて店で買うほどではないかもです。

 

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