炊き込みご飯、作るタイミングがなくて長いこと作っていませんでした。
タイミング?
作業の流れが違うのでなんとなく、というのが1つ。
普段は、米を研いで炊飯器にセットする一連の流れを午後の早い時間(場合によっては昼食後)に済ませてしまっています。それで、夕方に「そういえば最近、炊き込みご飯作ってないな?」と気付いたときにはもうご飯がセットされており、「また今度」……となってしまう場合がときどきありました。
それに、炊き込みご飯を作る場合は、炊飯器にセットする前におかず1品を作る程度の切る・煮る工程が入ります。時間配分が普段と変わる……。
もう一つ、ちょっと考えてしまうのはおかずです。
炊き込みご飯のおかずって何がいいんでしょうね? ごはんだけで食べられてしまうので。今回はサンマにしました(焼くだけだし)。
さらに、炊き込みご飯のもう1つの問題。
それは、「気温によっては弁当に入れられない」こと。
わが家では前日の残りご飯を翌日の弁当に詰めていますが、炊き込みご飯は、気温が上がる時期は弁当にできません。そうなると、翌日の弁当との関係も考えなければいけなくなります。
(ところで、圧力IH炊飯器を使うようになってから、ご飯が長持ちするようになりました。やはり高温高圧で炊く(=殺菌されている)からなのでしょう。マイコン炊飯ジャーで炊いたご飯は、梅雨時などでは翌日の夕食まで持ちませんでしたが、圧力IH炊飯器を使うようになってからは、1年中、翌日の夕食まで持つようになりました。ちなみに炊飯後の保温は一切していません)
…そんなわけで、久しぶりの炊き込みご飯です。
もっといろいろ入れてもいいんでしょうが、とりあえず最低限。
とりもも肉1枚、まいたけ1パック、ブナシメジ1株、ごぼう20cm、油揚げ1枚半を砂糖、醬油、酒などであらかじめ煮ておいてから、米5合の上に載せて炊きました。
市販の「炊き込みご飯の素」みたいなものは使いません。1回だけ普通のメーカー品を使ったことがありますが、レトルトの加熱臭がしてかなりイマイチでした。普通の材料でできますから、「~の素」を買ってくる必要はありません。
きのこは、本当はブナシメジではなくむかし普通に売られていた「しめじ」、つまり「ひらたけの小さいヤツ」が、味が出ていいと思うんですが、最近はスーパーで全く見なくなってしまいました。「ひらたけの大きく育ったヤツ」は売っていますが、炊き込みご飯には大きすぎるような。ブナシメジでは味があまり出ないような気がします。
5合炊いて、当日の3人の夕食と翌日の弁当でちょうど全部なくなりました。
炊き込みごはん、普通に作ってもついつい味がしょっぱくなってしまいます。おいしくてぱくぱく食べてしまいますが、食べている間はちょうどよくても、後で喉が渇く感じ。今回は醬油を少し控えてみましたが、それでも全く問題なし。少なめ、少なめでよさそうです。