ジョギングの走行距離と、献血で調べてもらえる血液検査項目のデータを使って、ジョギングがどのような影響があるかを考えてきました。
私の場合、走りすぎで貧血になるわけではありませんが、やり過ぎると肝機能が一時的に悪化するらしいことがわかりました。
それでは他の項目はどうでしょう?
献血で調べてもらえる項目の1つに、グリコアルブミンがあります。
グリコアルブミンって何?
グリコアルブミン(GA)とは、
「糖尿病の検査の一つです。過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では標準値より上昇します。標準値範囲内でも、15.6%以上の場合は注意が必要です。」
病院での糖尿病・血糖値に関する検査でよく行われるHbA1cは過去1~2ヵ月間の血糖値の指標ですが、グリコアルブミンは過去2週間の血糖値が高かったかどうかで変化します。
ジョギングの走行距離とグリコアルブミンの関係。
そこで、ジョギングの走行距離とグリコアルブミンの値をグラフで比較してみました。
ジョギング走行距離は、毎月1日~15日の間に走った距離の合計を「各月15日時点の走行距離」、16日~月末まで走った距離の合計を「各月月末時点の走行距離」としました。
ちなみに、私のペースはキロ6分半~7分半程度。
1回に走る距離は、時期によって差がありますが5 km~11 kmぐらい。走行距離が長かった時期は1回に11 km以上走った日が多く、走行距離が短い時期は1回に5 km程度のことが多いです。
こんなグラフになりました。
走っていれば、だいたい15%以下を維持できそうな感じです。走行距離が長い時期には、グリコアルブミンの値が特に低くなっています。
逆に、
- 走っていないと、「要注意」の15.6%を超えてしまいそう。
- 長い距離を走った直後の時期に、かえって反動で値が高くなる。
という傾向があるかもしれません。
やはり、
走りすぎない程度に、コンスタントにジョギングを続ける
ことが、糖尿病予防の点からもよさそうです。
もちろん、それ以外に食事の量や内容、走る以外の運動にも注意が必要なのは確かです。
私の場合、食事が炭水化物に偏りがちだったので、意識してタンパク質を増やそうと思っています。カロリーも、炭水化物でなく脂肪でとる方がいいのかもしれません。
ジョギングをしなかった日には、食後にスクワットなどの運動を少しやるようにしています。
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