フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

『新しい働き方と暮らし方』 (20代のための大人入門書 アンダー29シリーズ) 読みました。

 

このムックです。

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25人の起業家と「新しい働き方」をしている25人の,仕事内容やプロフィール,生活,考え方などが紹介されています。

 

NHK Eテレの「人生デザインU-29」に通じるところもあります。

www4.nhk.or.jp

 

目次はこんな感じ。メインの部分が,起業家25人(24社)。

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  • クリエイター
  • Webメディア
  • マッチング
  • フード
  • 体験/シェア
  • スタートアップ支援

の6つのジャンルに分けられています。

 

最後に,「新しい働き方」25人のページ。

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いろいろなことをやっている人たちがいる。

 

とにかくそんな印象です。起業した方々のバイタリティはすごい。

 

同世代の20代,あるいは少し下の年代である大学生は,こういうものを読んでどう思うんでしょうね。

人それぞれだとは思いますが,「自分とは別世界」と思ってしまうなら,そもそもこういう世界には縁がないでしょう。「自分だってもしかしたら?」と思うなら,「自分で何かをやれる」可能性があるのかもしれません。

 

こうやって華々しく取り上げられている人たちだけでなく,注意してみれば,身の回りにも,「自分で何かをやっている」人たちは結構います。私の周囲でも,小さなビジネス,小さなメディア,小さな店などなど,いろいろなことをやっている人たちはいます。

 

自分が何をしたいか,どんな価値を提供したいか,どんな問題を解決したいか,どんな生活がしたいか。そういう方面から仕事や生活に向かい合うという動機付けが,どの程度強いかなのでしょう。

 

でも正直,食える?

 

前半の起業家と比べて,後半の「新しい働き方」をしている方々の紹介はかなり短いです。正直なところ,「食える?」とちょっと心配になる面も。

 

でも,たとえばそれだけでは食えず副業にとどまっているとしても,まあそれでもいいんでしょう。まず小さく始めて大きく育てることを狙うやり方は十分アリだと思うし,本業を維持したまま小さく副業にとどめるというのも,1つの考え方だと思います。

 

大学生の娘に。

 

娘はこの4月に大学2年。本格的な就活やインターン参加はもう少し先なのでしょうが,渡して読ませようと思います。

 

「普通の就活」に関する情報は放っておいてもどんどん入ってくるでしょうから,「それ以外の世界」のことも,選択肢として知っておくことは悪くはないでしょうから。

 

ただ娘の場合は,貪欲に自分から道を切り開いて進むタイプとはちょっと違いますけどね。