おととい話題になったツイート。
小1の時に1+1がどうして2になるのかわからなくて、強迫神経症になった話の漫画です。ギャグみたいだけど当時はほんっとにつらかった。
HTML編集— 道雪 葵 (@michiyukiaporo) 2017年3月15日
この時、私に自信と「忘れてもいい」「間違ってもいい」を教えてくれた先生には今でも助けられてるなあと、ふと思い出して描きました。#漫画 #強迫神経症 pic.twitter.com/kVf67vgpdY
算数は、日常生活に密着しているように見えて、実は一番基本的な、具体物から抽象的概念への移行を自明のものとしてすっとばしてしまうところがありそう。なので、こういうところにつまづいてしまう方もいらっしゃるのでしょう。
「ルール」を前提として、そのルールを決められた通りにいじくることができればいい成績になる。学校の算数や数学には、そういう面があると思います。
このツイートを見て思い出したのは、エジソンのエピソードです。
エジソンも1+1ができませんでした。
「1個の粘土と1個の粘土を合わせたら、大きな1個の粘土なのになぜ2個なの?」と言ったとか。
ルールを自明のものとしていったん飲み込むことができず、いちいちひっかかってしまう子や、回りのあらゆることに疑問を持ってしまう子は、ある意味すごく見所のある子だと思うのですが、でも待っているのは、正直なところ、イバラの道です。
手厚くフォローされれば才能が見出されるのではないかと思いますが、おそらくは難しいでしょう。
親というのはつくづく難しい役回りです。
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