以前、通学用自転車(ママチャリ)のフレームが折れた(割れた)ことがあります。
今日はそんなお話を。
娘がまだ高校生のころのこと。
ある日の夕方、学校から家に電話をかけてきました。
「自転車が壊れた」
話を聞くと、放課後に文化祭準備の買い出しのため自転車で出掛けた最中、フレームが突然折れたらしい。
幸いケガはなかったとのことでしたが、自走できない状態。
学校まで車で迎えに来て欲しいということでした。
ウチの車は自転車が積めるので、自転車と娘を回収しに高校へ。
壊れた自転車は、こんな状態になっていました。
2本あるフレームのうち、下側の1本がみごとに割れています。
腐蝕などなかったんですけどね。
こんなこともあるんだなあと思いました。
中学校から高校2年秋まで約4年半。通学に活躍し、休日にはあちこち遠出した愛着のある自転車。娘は記念にと、捨てる前の自転車からフレームの一部を金ノコで一生懸命切り取り、手元に残していました。
それにしても、使用状況が過酷だったのか、あるいはもともと不具合があったのか。
気になる、自転車の安全性。
粗悪な自転車が突然壊れる事故が、ときどきニュースになります。
ペダルのクランクが折れたり、ハンドルポストが折れたりといった話があったような。
自転車の構造部分が突然壊れると、転倒につながるだけでなく、大ケガや大事故になる可能性もあります。
自転車の安全基準の目安としては、
- BAAマーク
- SGマーク
- TSマーク
などがあります(いずれも、「適合しなければならない必須の基準」ではありません)。
BAAマークは、一般社団法人自転車協会が定めた業界自主基準に適合する自転車に貼付されるもの。TV CMなどでもやっていますね。
SGマークは、一般財団法人製品安全協会の基準を満たす製品。
TSマークは、公益財団法人日本交通管理技術協会が定めるもので、自転車安全整備士が点検整備した普通自転車に貼付され、傷害保険と賠償責任保険が付いています(有効期間は、点検整備日から1年間)。
自転車を買うときには、こういう安全基準にも気をつけたいものです。