乾燥する冬。火災のニュースが多いです。
住宅用火災警報器、みなさんのお宅には付いていますか? 付けましたか?
住宅用火災警報器は、消防法改正により
- 新築住宅では2006年6月から設置義務化
- 既存住宅では、各自治体の条例により遅くとも2011年5月末までに設置義務化
されています。
ただ、罰則がないせいか、設置率は全国平均で80%程度にとどまっているとか。
条例では、最低限、寝室に設置。それ以外に台所などにもつけるとなお良い、とされているようです。
ウチでは2006年3月に、全部の寝室と階段の天井に「煙感知タイプ」、台所に「熱感知タイプ」を取り付けました。(台所では湯気や煙が日常的に出ますから、煙感知タイプは適していません。)
これは寝室(和室)の天井につけた煙感知タイプ。
こちらは台所の天井につけた熱感知タイプ。
どちらも電池は10年持つことになっています。
ボタンを押せば、正常に動作するかテストも可能。この機種は「正常です」と音声で知らせてくれます。
本体部分をはずすと、取り付けの様子がわかります。
天井の下地のある部分に、直接ネジ止めです。
下地がどこにあるかを探すのが、慣れないとちょっと難しいかもしれません。
そこだけ解決できれば、あとは簡単です。
これを買った当時は1個4000円ぐらいした記憶がありますが、この機種はもう製造中止になっていて、後継の在庫品が半額程度で売られています。
現在は、それよりも値段が高いですが「ワイヤレス連動型」の機種もいろいろ販売されているようですね。どこか1ヵ所で異常を検知すると全部の警報器が鳴る仕組みです。その方が、より安全でしょう。
火事になってから「つけておけばよかった!」とならないように、まだの人はぜひ付けてください。借家や賃貸アパートなら、大家さん・不動産屋に交渉かな。
火災警報器が役に立つようなことが起きないようにしなければいけないのは、もちろんです。