2月になり、日の入りがはっきり遅くなって、夕方明るい時間が延びました。
毎年この時期になると思い出します。
保育園のお迎えを。
保育園の日課は、だいたい夕方5時で終わります。末っ子が卒園したのがもう10年も前なのでよく覚えていませんが、「せんせいさようなら」みたいな歌を歌っておしまいだったかな。
ですから、お迎えはふつう、夕方5時過ぎでした(6時を過ぎると延長保育で別途料金がかかるという決まり)。
冬至前後は日没が早く、5時過ぎはもう真っ暗です。
保護者が迎えに来た子どもはみんな、スムーズに帰っていきます。
ところが2月になると、5時を過ぎてもまだ暗くなっていません。
子どもは、保育園が終わった開放感で園庭で遊びたがります。
子どもがあちこちの遊具で遊んで残っていたり。
保護者同士、立ち話をしていたり。
そういう時間は貴重なものでもありますが、
私が利用していた保育園では駐車場の問題が気になる季節でもありました。
車を動かさないと、駐車場を空けないと、他の保護者が迎えに来れない……。
駐車場が一杯で車が置けず、お迎えが6時ギリギリになってしまう例などもあったように思います。
園庭のあちこちにある遊具に楽しそうにひっかかっている子どもを横目に、とても気を使う時期が、2月でした。
春が近づいている季節の変化が、そんなちょっとした心のざわつきにも表れていたのかもしれません。
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