先日はこんな記事が。
「かつや」を展開するアークランドサービスに対抗して、牛丼の松屋がかつ丼チェーン「松のや」で攻勢をかけているとか、丸亀製麺のトリドールの「豚屋 とん一」とか、そんなチェーンの競争はどうでもいいんですが。
気になったのは、「家庭で手間がかかる揚げ物をすることが減り」という箇所。
そうなんですか?
とんかつは簡単。
だって、とんかつ用の肉を叩いて、塩こしょうでもして、衣を付けて揚げるだけですよね。
唐揚げと違って揚げる枚数も多くはならないし。楽勝だと思うんだけどな……。
ガスレンジ回りが汚れるとか、油の処理が面倒とか?
ちなみに、天ぷらは苦手で、この20年以上の間にたった2回ぐらいしか揚げたことがありません(だから余計に下手)。
とんかつはごちそう感がある。
それに、とんかつはごちそう感がある。これは、作る側にとって有難いです。
ただし、作るのは安い肉が手に入ったときに限ります。定価のとんかつ用ロース肉は高いので、セコい私にはとても買えません……。
豚小間を小麦粉でまとめて衣をつけたとんかつもどきや、しょうが焼き用の肉を貼り合わせて揚げるミルフィーユとんかつは、ロース肉を使うより多少手間は増えますが、安上がりで軟らかく、それなりにおいしいです。
豚小間カツ。ときどき作ります。
とんかつは満足感がある。
何と言っても、ごはんが進みます。とんかつにソースをだーっとかけて、白いごはんをワシワシ食べるのはいいですよね。
ただ、高校生の息子にはいつも1枚半とか2枚あげるのに、それでもごはんを1杯しか食べてくれません。なんともったいない……。
とんかつは「二度おいしい」。
しかも、残ったとんかつで翌日にかつ丼ができます。これは、作る私にとってはとても有難い。2回分の夕食のメニューが決まるわけですからね。
しかも、かつ丼だけじゃなく親子丼など、どんぶりメニューは全般に簡単に作れて満足感があります。
揚げ油の処理は?
ところでみなさん、揚げ油ってどれぐらいの回数使っているんでしょう?
1、2回で捨てちゃう人もいるのでしょうか。
ウチでは、油はオイルポットに入れておいて、炒め物に使いながらまた別のときに揚げ物をしたり、足りなければ新しい油を足したり、また炒め物に使ったり……などを繰り返して、全部使い切っちゃいます。
国民生活センターの実験によれば、「新しい油を補充しながら4人分の揚げ物を12回繰り返しても、油の品質に問題はなかった」とのことです。
(参考)
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-19990705_1.pdf
揚げ物なんて月にせいぜい数回しかしませんから、ウチでは同じ油を12回も繰り返し使うことはありません。このやり方で品質には問題ないと思っています。