いよいよ年末です。
おもち、みなさんはどうしていますか?
ウチではいつも、正月以降はパック詰めされた切り餅で済ましてしまっていますが、子どもが小さかったころは、年末に毎年「もちつき」をしていました。
それって、もちつき機で?
それとも、パン焼き器(ホームベーカリー)で?
あるいはまさか、臼と杵で?
いえいえ、どれも不正解です。
鍋とすりこぎ、麺棒でやってたんです。
その方法が書いてあるのが、『ばばばあちゃんのおもちつき』(福音館書店)。
方法はかんたんです。
- もち米を炊飯器で普通に炊く。米と水は1:1ぐらいの割合がつきやすい(ただし、出来上がりが軟らかいのでのし餅にはならない)
- 炊きあがったもち米を大きな鍋に入れ、麺棒やすりこぎでつく。最初はぐるぐるこね、まとまってきたらぺったんぺったんつきます。
- 出来上がったら、きなこもちでもあんころもちでも、お好みで。
おもちに駄菓子を好きなようにトッピングして「おもちパーティー」をしよう、なんてことも書いてあります。くわしくはぜひ本書を参考にしてください。
そのとき、注意すべき点がいくつか。
- すりこぎで、餅じゃなく手をつかないように。(あたりまえ)
- すりこぎを振り上げたときに、手元側が子ども自身やとなりの子の顔に当たらないように。
- 当然予想できますが、子どもはすぐ飽きてきます。最後は大人が頑張ってください。
- ドンドンとかなりウルサイです。集合住宅の2階以上では難しいかも?
出来上がるおもちはかなりやわらかくなりますが、出来たては本当においしい。
かなりの量でも、ぺろっと食べてしまいます。
年末、大人はいろいろと忙しくて大変ですが、子どもたちの記憶に残ることもしてあげたいですね。
←12年前にわが家でやったもちつきの様子。