フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

国民健康保険料を安く抑えるには。

 

 

国民健康保険料、高いです。

できるものなら、なんとか安くしたいところ。

何か方法はあるんでしょうか?

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経費を正しく計上する。

 

国保料算定の基礎になるのは総所得です。

自営業・フリーランスの場合は、売上(収入)から必要経費を差し引いた額(所得)になります。

ですから、必要経費を正しく計上しましょう。所得が下がればその分、国保料も安くなります。

 

青色申告特別控除(65万)の適用を受ける。

 

税務署で手続きをして、青色申告にします。

さらに、正規の簿記の原則(複式簿記)で記帳をすれば、上記の必要経費以外に青色申告特別控除(65万)を適用できます。

 

「正規の簿記」なんていっても、今は1万円しないソフトで入力していけばできます。複雑な事業をやっているわけでもないでしょうから、ちょっと本などで勉強してできるようにしましょう。65万は大きいです。

 

各種所得控除は関係ない。

 

上記の通り、国民健康保険料算定の基礎になるのは総所得なので、小規模企業共済等掛金控除(個人型確定拠出年金iDeCoも含む)、生命保険料控除、寄付金控除、扶養控除などの各種所得控除の額を増やしても、国保料は変わりません所得税や住民税は安くなる)。

経営セーフティ共済だけは必要経費扱いになるので、その掛け金を拠出すれば翌年の国保料が安くなります。ただし、経営セーフティ共済解約時に受け取ったお金は収入になりますから、受け取った翌年の国保料が高くなります(課税の繰り延べ)。だから意味がないとも言えます。国保料には上限がありますから、上限にかかるかかからないかの瀬戸際の場合、かえって、払わなくてもよかった国保料を払うハメにならないとも限りません。

さらに、将来は今よりも国保料が高くなったり上限が引き上げられているかもしれません。

 

国民健康保険組合に加入する。

 

業種ごとに組織されている国民健康保険組合がある場合、それに加入できれば、自治体の国民健康保険よりも保険料が安くなる可能性があります。

加入には業種その他いろいろ条件がありますが、調べてみる価値はあります。

(残念ながら私の業種で加入できる団体はありません…)

 

おまけ:nanaco+一部クレジットカード払いでポイントをかせぐ。

 

よく知られている節約ワザ。一部のクレジットカードに限り、nanacoにチャージする場合でもクレカのポイントがつきます。それを利用し、公共料金や税金などをコンビニでnanaco払いにすれば、クレカのポイントを稼ぐことができるんです。

私は今年の分の国保料や住民税、自動車税などをもう全部払ってしまったので、来年試してみようと思います。1%のポイントがつくとしても、ちりも積もれば結構な額になるかもしれませんよ。ただし、手間はかかります。

 

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