フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

キャリア教育について考えた。今後なくなる仕事、最近消滅した仕事。

 

子どものキャリア教育について、感じたことをとりとめもなく書いています。

 

今回は、

今後なくなるかもしれない仕事,逆に今は陰も形もない,これから生まれる新しい仕事について,子どもたちはどう考えているんだろうか?

について。

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高校で見た職業研究発表資料の中に、「銀行員」というのがあったんですよ。

銀行員?

これからはなくなっていく仕事じゃないのかなあ。

gendai.ismedia.jp

 

「銀行の融資担当者」が、一覧表の筆頭にあります。

上記の記事にもありますが、弁護士でさえ、現在すでに人工知能に取って代わられている部分があるとか。

 

そんな「消滅する仕事」、過去を振り返ってみると多少実感がわくかもしれません。

 

30~40年前。

和文タイプというものが存在し、ビジネス文書の作成などにも使われていました。資格もあり、それだけで結構な仕事になったのでしょう。しかし、1980年代からのワープロ普及によって、完全に絶滅。

写植(写真植字)というものもありました。でも今はほとんどDTPに置き換わっています。もちろん、その前にあった活版印刷も、今ではアートの1つとしてごくわずかに残っているぐらい。

写真フィルム。世界的大企業だった米イーストマン・コダックでさえ、フィルム需要激減により2013年に倒産してしまいました。その一方で、日本の富士フイルムは多角化・新事業展開によりしっかり生き残っています。変化によって存続した好例でしょう。

もう1つの国産写真フィルムブランド「サクラカラー」(コニカ)は、ミノルタと合併し、機器メーカーとして生き残っています。

※全然「最近消滅」じゃないですね…

 

昔話をすると年寄り感が増すばかりですが、25年前はWEBデザイナーなんて仕事は存在しなかったし、35年前はプログラミング言語というとFORTRANとCOBOLとBASIC、あとはアセンブラとマシン語ぐらいだったし……。

 

少なくとも、いろいろな理由で、特定の具体的な仕事を数十年も続けられるわけがない。

今ある仕事が消滅し、現在は影も形もない仕事がこれから出てくるのは間違いないでしょう。

存続する仕事も、変化し続けるのは確実。

常に新しい環境に対応し続ける必要があるのは確かです。

これからを生きる子どもたちにとっては、大変な時代かもしれません。

 

10月28日のNHK「おはよう日本」でも、『LIFE SHIFT』が取り上げられていました。

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