フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

生活時間がどこまで自分の思い通りになるか,という話。

 

昨日話題になった記事がありました。

blog.tinect.jp

「忙しいかどうか」だけじゃなく「自分でどうにかできるかどうか」も重要,ということですね。

 

というわけで,卑近な例のお話を。

 

週末や長期の休み(夏休みなど)って,子どもが家に居るだけで疲れるんですよ。

それはなぜか?

生活のペースが自分で決められないからです。

 

私は,子どもの食事だけはちゃんと目の前で出してやりたい,「孤食」にはさせたくない,子どもが食事のときにはなるべくその場に居たいと思っています。

理由は自分でもよくわからないのですが,「子どもにメシを食わせる」ことが,言葉通りの意味でも比喩的な意味でも,子育ての基本中の基本だという気持ちからなのかもしれません。

 

でも,実際にその通りにしようとするとどうなるか。

あくまでウチの場合ですが,時間が全く自分の思う通りになりません。予定が立たないんです。なぜかというと,ウチの子どもらは時間がメチャクチャなんですよ。

 

子どもが3人ともまだ家に居た頃(それぞれ高校生・中学生・小学生)の,とある土曜日を考えてみます。

 

午前 7:00 私と妻が朝食,妻は出勤
午前 8:00 長女が朝食
午前10:00 末っ子がようやく起きてきて朝食

長女は出かけてしまいました。
このあたりで問題が。いったい長男は何時に起きるのか? 朝食を食べるのか? 昼過ぎまで寝てるのか? 全く予想できません。

午前11:00 長男が朝食
なんと、起きてきました。朝食は一部用意してあったので、それを食べさせます。

でも昼ご飯をどうしよう。何時に? 何人分?。

午後0:00 でも4人分用意しちゃいます。長女以外は食べる。

長女はどうしたんでしょう?
出かけたまま帰ってきません。いつ帰ってくるかもわかりません。

 

午後2:30 長女がようやく帰ってきて昼食
やっと昼食が片付きました。

実は,午後2時頃にようやく長男が起きてくることもザラでした。


それでもう2、3時間経つと、こんどは夕食の準備の時間……。

 

食事を出したり皿を洗ったりしているだけで1日が過ぎていきます。

 

風呂も同じような感じ。

特に長男と次男は,いつ入るかもわかりませんし,入ったら入ったでいつ出てくるかもわかりません。

長男など,風呂の中でよく寝てましたから。

「一体,いつになったら自分の好きな時間に好きなだけ湯船に浸かっていられるんだろう」などと思ったものです。

 

長男が下宿で家を出てからは,次男がちょうどすっぽり長男のポジションにおさまって,同じことをしています。さすが兄弟。

 

======

 

「それって,自分が食事の世話をしたいからでしょ?」

はいそうです。なので仕方ないです。

「もっとちゃんと起こすとか,時間通りに食べさせるとかすれば?」

できる子とできない子がいるんですよ…。現に長女は,3人の中ではまともです。

それに,無理はしないことに決めているんです。朝起きる・起きないについても,結構消耗したことがあったので。

「食事の用意や後片付けを自分でさせれば? それぐらいできないとまずいのでは?」

大学進学時に家から出すことに決めているので,その後はイヤでも自分でやることになります。それまでの期間限定ですから,家にいる間ぐらいは面倒をみてやろうかなと。

家事は,教えなくても,必要に迫られれば自分でいくらでもできるようになると思っています。このご時世,調べれば何でもわかりますし,そういう頭はある子どもらです。

「寝過ぎでは? 睡眠障害では?」

本当に,そうじゃないかと思います。

 

時間管理が苦手な子どもらですが,現在では上2人はちゃんと下宿で1人暮らしをしているし,長男そっくりに夕食の途中や風呂の中,トイレでよく寝ている次男も,時間の使い方を自分なりに工夫しようと努力しているようです。つい昨晩も「おっ,今日は工夫したねえ! やったじゃん!」なんて言ったばかり。

 

自分の好きな時間に好きなだけ湯船に浸かることができるようになる頃には,子どもがみんな家を出てしまって誰もいなくなった生活をしているのでしょう。

 

f:id:NShufu:20161018220431j:plain

作ってから時間が経って麺がのびてもそれほど気にならないので,ナポリタンは昼によく作ります。