書きたいことを気ままに書いているブログです。
今日はこんな記事が。
そもそも,長時間労働以前に,いろいろ問題があります。
どっちも論外です。他にも,やりがい搾取などもあるかもしれません。
サービス残業なんて,完全に違法ですよ。
働かせるならきっちりその分は払ってほしい。労働力をタダで使おうとするのはやめてほしいですね。
「ダラダラ働くな」というのは当然でしょう。それなら,本人とその上司の評価を下げ,業務改善に取り組ませるべきです。その代わり,業務量が絶対的に多いならその分を払う。しかも,決められた時間以上は働かせない。
そもそも,三六協定(サブロク協定,36協定)が有名無実化しています。
過払い金請求訴訟が一段落するので今後は残業代不払い訴訟が増えるのではなんて言われていますが,三六協定の有効性が裁判で争われたりしたらどうなるんでしょうか。よくわからずに署名した人の責任が問われたりしないのでしょうか。
日本のあちこちで混乱が起きそうです。
「長時間労働を禁止すべきだ」という話が出ると「好きで長時間働いているのに,規制はおかしい」という人が出てきますが,強い立場にある雇用側に対しては,従業員を働かせる条件を規制すべきです。
その上で,働く側が自主的にもっと働きたいのであれば,被雇用者でない形で働けばいいと思いますよ。
- 雇用関係ではなく請負契約,業務委託契約にしてもらう
- フリーランスになる
- 起業する
などなど,単なる呼び方の違いもありますが,いろいろあります。
雇われている身でなければ年中いくらでも好きなだけ働けますし,やればやっただけ収入にもなります。
例えば,農家に労働時間の規制なんかないわけですから。
そのかわり,労働者に保証された権利である有給休暇その他の休暇,社会保険料の一部会社負担などもありませんけどね。
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労働基準法の適用ってなんでグダグダなんでしょうね? 特に三六(サブロク)協定。