ポケモンGOが日本で始まったのは、ちょうど夏休み始まりと同時でしたね。
任天堂は狙っていたんでしょうか。混乱を避けるために? 夏休みにたっぷり遊んでもらうために?
夏休みが終わるころには、ブームも落ち着いてくるころかもしれませんね。
ところで、ARで画面に登場するポケモンばかりじゃなく、たまにはホンモノの生き物もどうですか。注意してみると、身の回りでも結構いろいろ見つかるかもしれませんよ。
テレビでポケモンの放送が始まったころ、「むかしの子どもは虫取りなどで野山を走り回ったものだが、それが今はポケモンに…」なんて言われたものです。
先日、かなり田舎の方に行ったんですが、目の前をオニヤンマが2匹連続して飛んでいったのにはちょっとびっくりしました。
オニヤンマはゆうゆうとしていて、威厳を感じますね。
クロアゲハが川べりで水を飲んでいたり、ハグロトンボが、トンボらしくなく、長い羽をひらひら、パタパタさせて飛んでいたり。
100 mも離れた遠くの木のてっぺんでは、大きなトンビがこちらをじっと窺っていました。
アブラゼミやミンミンゼミが鳴き、川では魚が泳ぎ、ネムノキの花が咲き、…
いろいろな動植物の存在を感じることができました。
そこまで田舎でなくても、例えば私の家は地方都市の郊外にある住宅地ですが、周囲に林や草むら、田んぼがあるせいか、結構いろいろな生き物がいます。
いくつかご紹介しましょう。20年近く前に35万画素(!)のデジカメで撮影した画像なので、粗かったりサイズが小さかったりですが。
アマガエル。
夏の終わり頃から街路樹の上でリンリンうるさく鳴きまくる、アオマツムシ(雄)。
ハエトリグモの仲間。ものすごいジャンプ力で、目の前から消えます。
セセリチョウの仲間。
キイロテントウが網戸にとまっているところ。網目の大きさからわかるように、すごく小さいです。黒い点が目のようでかわいい。
よく洗濯物と一緒に室内に入ってくるマルカメムシ。背景のデコボコは壁のクロスの模様なので、この虫も小さいです。
ナガメ。
カナヘビ。茶色くて光沢のないのがカナヘビ、光沢があるのがトカゲです。トカゲの子どもには、青い光沢があります。よく塀の上でひなたぼっこをしています。
でもやはり一番迫力があるのはこれかな。
バッタを捕まえたカマキリ。
もちろん、これだけいろいろ撮影するにはかなりの期間がかかっていますが、どれも6 m四方程度の庭の中で見つけたものなんですよ。
限られた場所に何種類の虫・小動物がいるか、何種類の植物が生えているか調べてみるのも、夏休みの自由研究にいいかもしれませんね。