フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

全てのフリーランスに通じる,『マンガで食えない人の壁』。

『マンガで食えない人の壁』(トキワ荘プロジェクト編著,NEWVERY発行,2012年)を読みました。

私はマンガを仕事にしているわけではありませんが,自分のウデで食っているフリーランスなら誰でも思い当たることが随所に書かれています。

 

「とにかく描くこと」

「とにかく持ち込むこと」

「自分からアクションを起こすこと」

「自分に言い訳をし現実逃避しないこと」

「自分の技術が下がらないように,常にウデを磨くこと」

「ひとりよがりにならず,周囲の意見を素直に取り入れること」

「意見を表面的にとらえるのではなく真意を考えること」

「自分の弱点を認識し,克服する方法を考えること」

「マンガ家になるのを目的にするのではなく,それで食っていくためにはどうすればよいかを考えること」

 

それと,同じマンガ家,マンガ業界にいる人であっても,分野や年代が違うせいか,いろいろな違いがあったこと。1人でする・アシスタントを雇う,連載・読み切り,アナログ・デジタル,編集者との関係などなど。

つまり,「人によって状況はさまざま」。

これは,どんなフリーランスにもあてはまる,注意すべき点じゃないでしょうか。

新人はなおさら横のつながりを確保して情報を集めていないと,不利な立場に甘んじる結果になる可能性があります。

 

業界が違っても共通する部分,違う業界だからこその発見。

文字数が多く通読するのはちょっと大変かもしれませんが,マンガ家志望者以外でもフリーランスの方はぜひ読んでみてください。

 

マンガで食えない人の壁

マンガで食えない人の壁