※20年以上前の話です。
めでたくバーにデビューを果たし、東京から地元の店に主なフィールドを移した頃。
次にやりたいことにとりかかりました。
(当時の気持ちとか思いついた順序とかよく憶えていませんが、まあこんな感じだったと思います)
次は「彼女を作る」です。
実はそれまで、女の子とはろくにつきあったこともありませんでした。
そりゃやっぱり、彼女ぐらい作って楽しく過ごしたいじゃないですか。
あ、社内は最初から除外です。仕事も私生活も会社絡みなんてイヤでしたから。
それで、当時の私はどうしたか。
なんと、バーで飲みながら女の子に声かけまくったんです……。
ああ、なんと痛々しい……。思い出したくもない黒歴史の1つですが、誰も読んでないブログですから書いちゃいます。
ただし、声をかけまくったと言っても、隣り合わせになった子に話しかけたりしたぐらいです(同じか)。それで、「来週またこの店で飲みませんか」なんて言ったりして。
ああ、なんと痛々しい……。必死過ぎ。今やったらかなりまずいと思われるようなことまでやったこともあります(秘密)。
ところで念のために言っておきますが、当時は昭和の時代ですから、携帯電話が存在しませんでした。というより、最初の頃は寮の自分の部屋に電話さえ引いていませんでした。少ししてから、高い電話加入権を払って引きましたけどね(6万ぐらいだったかな)。そもそも「電話を引く」っていう表現がまさに有線電話、今じゃ死語ですね。
さらに念のため言っておくと、こんな風に女の子に声をかけると、店からあからさまに嫌がられる場合があります。最悪出禁になることも。マネしようとする人はいないと思いますが、気をつけてください。
そんな風に「またぜひ今度」と言ってすっぽかされたこともあったし、珍しく興味持ってくれた子の方から「○日にどこそこの店で」なんて言ってもらっていながら、その日に限って40℃近い熱を出して寝込んだりしたこともありました。
いろいろなことがあったように思います。
当時よく通っていた地元の店は、やはりバックバーに世界中のボトルが並ぶバーらしいバーでしたが、マスターが気さくなおっちゃんで、私のように1人で来た客と、居合わせた客の会話を上手くとりもってくれる店でした。
そうやっているうちに、その店で現在の妻と知り合ったんです。