フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、なりゆきで兼業主夫になって20年以上。生活や子育てその他つらつら考えたことを。

私が会社を辞めたわけ。

もう20年以上前の話ですが,会社を辞めました。

入社数ヶ月後は毎日9時過ぎまで仕事し,アパートに帰ってテレビのニュース番組を流しながら酒を飲む暗い日々を過ごしていました。(9時なら早いじゃんっていうツッコミはナシ。過労で倒れるほどではなかった)

やらなければならない仕事をしていても残業代は1ヵ月に十数時間分しかつかず,数十時間のサービス残業。どうせ給料が出ないならと,職場のモラルは下がり,夕方からはダラダラと仕事をする雰囲気が蔓延し,会社の金で出前をバンバン取り,タバコ休憩ものんびり。悪循環でした。

会社側は「スタッフ職なのに時間で給料を欲しいっていうのは考え方が間違っている。残業代がほしくて仕事をするのか」という考え方。でも仕事を自分で選べないんだよ?それってどうなの?

仕事をやってもやらなくても給料がほとんど変わらないっていうのは,もしかしたら失敗した社会主義共産主義みたいなものだったのかもしれない。

最初の仕事で社会人としてのいろいろなものが出来上がるっていう話はあるけれど,私の場合,会社は基本的に従業員を大切にしないものだっていう印象がすり込まれてしまいました(今でもそう思っています)。

当時はバブルが近づき,社会は上り調子。会社も新事業に展開していたけれど,そのせいでいろいろ模索しているさなかで迷走気味。私がかかわった仕事も,新規の案件が乱発されるばかりで形になったらすぐ終わってしまったものが多く,何のためにやっているのかわからなくなってもいたり。

 

新入社員は,数ヶ月の研修後に配属されて仕事に慣れると,一過性の風邪にでもかかったように,誰もが「こんな仕事……」とか「辞めたい……」なんてつぶやくようになってきます。でもぶつぶつ不平をいいながら,それでも仕事を続けていく人がほとんど。

 

しかし本当に辞めようと思う人間は,何も言わずにひそかに準備を進めていく。

 

私は後者になりました。

 

当時一緒に仕事をしていた人たちは,今頃どうしているんだろう。

 

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