先日はこんな記事が。
子供が口をきかなくなった。それで根掘り葉掘り尋ねると「うるせえ」と返ってくる。
そんな、自分の世界を作り始めた思春期男子のつたないコミュニケーション力と不安を理解し、「引き算の子育て」に変えていく必要がある。
……そんな内容の記事です。
ウチの子は「うるせえ」と言うタイプじゃないのでそういう言葉は出ませんでしたが、全般的に話はしなくなりました。長男と末っ子はもともとコミュニケーションが苦手ですが、余計にです。
末っ子は特に、小さい頃はきゃっきゃっはしゃぐ無邪気な子供だったのに、小学校6年頃から急に内にこもるようになり、心配しました。
ほんとうに無口になってしまったので、「場面緘黙」じゃないかと思ったこともあります。(場面緘黙の場合、「家でだけ」喋るのが普通でしょうが)
とはいうものの、小学校でも中学校でも高校でも、最低限のコミュニケーションは取れて問題なく学校生活を送れているようなので、あまり心配はしていませんが。
いろいろなことを根掘り葉掘り聞きたくなる親の側の不安もわかりますが、「自分の子供をそんなに信用できないの?」と思いますね。私は、「ウチの子はちゃんとやる」という根拠のない自信があるので、何でも子供にまかせています。
話をするときも、「最近くたびれてない?ちょっと心配だよ」「今日は気温低いから寒くならないようにね~」「~は~だと思うよ」というような、こちらの気持ちを表現したり考えを伝えたりするスタンスにしています。
親が介入し過ぎて子供が反発する関係は、よくありません。
『巨人の星』の星一徹みたいに(またこのたとえ話か……)、父親が息子の前で壁になって立ちはだかる必要もないでしょう。子供と言っても他人であり別の人格。そう思っていれば自然にしていられるのではないでしょうか。
逆に、親子が仲良し、いつまでも(思春期になっても)べったり、というのもよくないと思います。自立の妨げになりそう。
子供には、むしろ親が理解できないものであっても、自分の世界を作ってほしいと思いますね。
思ったことをとりとめもなく書いてみました。
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